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サッカーのルール改善案 日本代表戦の誤審を元サッカー選手が解説

サッカーファン、サッカーが特に好きではない方にも衝撃を与えた

ワールドカップ予選のUAE戦の誤審。

元サッカー選手の筆者からのわかりやすい説明と企画案ブログらしいルール改善案について書いていきます

 

 

本ブログのユニフォーム画像は全てアマゾンより拝借。

最新ユニフォームなんて定価の1万円付近が当たり前なのにこれは安すぎ。子供用だと思いましたよ。

俺が昔買ったやつ一万数千円したんだけど・・ペイバックして・涙

 

 

 

UAE戦の誤審を解説

浅野のゴールがゴールラインを割っていないとのことで無効とされたシーンが代表的な誤審でしたが

それ以外にも一失点目のフリーキック(以下FK)に繋がるファールや宇佐美が倒されてもペナルティーキック(以下PK)が貰えなかったシーンなど誤審ではないかと思われるシーンはちらほらありました。

 

疑惑のゴールシーン

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赤が審判

 

ゴールインが認められるのは、ゴールラインよりゴール側に完全にボールが入っていた時のみ

少しでもラインにボールが掛かるとゴールにはならない。ライン上にボールが少しでも触れていたらゴールではないということ。

 

審判について解説

フィールド内には一人の審判(主審)しか入れず、他は画像のようにフィールド外にいる。画像で表示しているのは副審(線審ともいう)なのだが、主審と違って自由に動けない。

彼らはオフサイドラインにしか立つことが出来ず、それが今回のような誤審を生み出す要因でもあるだろう。

 

今回起きたのは左側でのことだが、逆側でも起こる可能性がある。

判定をするのは審判であり彼らが確認出来なければ判定を下すことすら出来ない。

 

 

 

ワールドカップでのイングランド代表の例

画像のように審判が左側に固まった状態で、速攻が起き右側のゴールに攻め込んだとする。そしてシュートを打つ・・・ゴールインか否かを確認するのは難しいだろう。そのようなことが起きたのがこの試合だ。

 

副審の位置はルールによって固定されているため、ロングシュートがあった場合は必ずしも線審が確認出来るポジションにいるわけではないので、誤審が起こるのもいわば当然ともいえる。

 

 

 

 

 

ルールの改変は可能か

サッカーは世界最大のスポーツであるがゆえにルールの改変は一筋縄ではいかないだろう。

審判の数はリーグによって違っていて、セリエAはゴールインか否かを見るだけの審判を一人ずつ配置している。機械で判定するゴールラインテクノロジーに賛成するリーグもある。

コストがかかることなのでお金に余裕があるリーグのみが採用可能で、貧しい国は当然このようなことを出来る余裕などない。

 

つまり、テクノロジーの進化を妨げているのは経済的に裕福ではない地域なのだ

 

 

 

ビデオ判定について

よくサッカーだけビデオ判定がなく時代遅れだなどと批判されるが、費用の面だけでなく他のスポーツとは違い採用がしにくいのとルールを変更する必要があるため難しいのだ。

スコア制スポーツとタイム制スポーツに分けて説明しよう。サッカーは当然後者にあたる

 

 

スコア制

テニス、野球、バレー

これらが代表例だが、時計という概念がない以上ビデオ判定による中断のデメリットはさほど感じないだろう

 

タイム制

ラグビー、サッカー

どちらも時間制限内のスコアを競うスポーツ。

ラグビーの場合はビデオ判定時には時計が止まるし、時計が止まるルールある。サッカーは何事に於いても時計は止まらないのでジャンルは同じでも種類が微妙に違ってくる。

 

ハードクロック(ハードタイム)

バスケ、アメフト、アイスホッケー(もそうかな?)

プレーアウトの瞬間に時計が止まる。

アメフトだけプレーのタイプによって時計が動いたり止まったりするのでこれだけ特殊だが、バスケットはハードクロック制の代表例だろう。

 

 

まとめると、サッカーはビデオ判定する際の時計の動きに加え、テニスやアメフトのようにチャレンジ制度を入れるか否か、どのシーンをビデオレビュー対象にするか等、ビデオ判定には課題が山積みだ。

前述の通り経済格差があるため公平な観点から見てもビデオ判定導入が完了するまでは長く険しい道のりになるのは間違いない。

 

 

 

 

サッカールール改善案

主審、線審二人、第四審判に加え、サイドレフェリーを置く

加えてハードクロック採用

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サイドレフェリーはライン上を縦横自由に動けるようにする。役割としては、ラインの位置に関係なく動け、主審や線審が見えにくいゾーンをカバーする役割。

線審は片側サイドには入れないのでサッカーピッチのサイズを考えると各サイドに一人ずつ増やしてもいいと思う。

かつPA内の混戦に対しても見易い位置に陣取りかつピッチの外側にいるため選手の邪魔にもならないのはメリット。主審一人でPA内を監視するのには無理がある

 

 

ハードクロックは時間稼ぎが多発する現代においては必要不可欠

急に速攻を始めたりする場合もあるのでロスタイム一分までは可能にすれば完璧なルールになるはず。

現在のタイム+ロスタイムは正確性が疑わしいうえに透明性がなさ過ぎる

 

 

加えてゴールラインテクノロジーが欲しい。

欲を言えば高い位置から判定する副審判(ビデオ担当含む)がいればなおよし。

 

既に五人制を採用しているリーグもあるので将来的にはあっても良さそうな気はする。もちろんこの案なら何十年かかかりそうですがね

 

 

 

フィーゴがシンビン制の導入を希望していましたが、これはどうでしょうか・・。

以前ブルーカード制が取りざたされたが

 

イエローカードほどではない→ブルーカード

レッドカードほどではない→ブルーカード

 

のどちらかか。

 

 

シンビンにするということはイエローとレッドの間なのでしょうが、退場時間は何分にするのか復帰後はイエローもう一枚で退場にするのか、それとも退場システム自体をシンビンに変えるのか色々議論はつきそうにない。

 

ラグビーは15人制で考えれば80分の中で10分退場という重いものだが、15人もいるのがポイントでしょう。

5人付近だとアイスホッケーが二分、水球も?

ピッチが狭くスコアが動きやすいスポーツなので退場制にしても成り立つのかも知れない

 

 

 

 

最後に

審判について思うこと

 

近年の審判は試合をコントロールすることに注視しすぎていて、本来の仕事である正確に判定するという仕事を疎かにしている。ファールスローもそうだが、なにより退場に相当する悪質なプレーでも開始僅かだと試合を壊したくがないためにイエローカードで済ませてしまう。これは本来あるべき姿から剥離しているのではないだろうか。

試合が荒れる荒れないは審判の問題ではなく、選手のプレーの質によるものなのだから審判は関係ないはずだ。エンターテイメント性を保つための仕事ではなく、スポーツの判定員としての仕事をこなしてもらいたいものだ

 

 

 

 

余談

近日欧州サッカー名鑑が発売されますが、皆さんどれを買いますか?

WSD派なのですが、買う物はとくに決めて居らずまた到着まで二日かかる地域なので色々話聞いてみたいです。

 

毎年買う本。カード付きで販売されてる・・

 

  

 

さっき見たはずのボリスタがみあたらない・・・発売されないわけじゃないはずだが・・